為替リスク対策“ヘッジ”入門──有無で変わるポイントと費用の仕組み
- わん たく
- 8月6日
- 読了時間: 3分
更新日:8月11日
海外資産の投資信託と「為替ヘッジ」の話たい
海外の資産に投資する投資信託には、値動きによる「価格変動リスク」や、運営先の信用問題に関わる「信用リスク」以外にも、「為替変動リスク」や「カントリーリスク」といったものがあるとよ。
このうち「為替変動リスク」は、為替ヘッジ付きの商品を選べばある程度抑えられるっちゃんね。ただしヘッジには「ヘッジコスト」という費用がかかるし、円安で得られるはずの利益(為替差益)がなくなってしまう場合もあるけん注意が必要たい。
今回は、その為替ヘッジの仕組みや、かかる費用について、できるだけわかりやすく説明するけんね。
目次
為替変動リスクとは何か
為替ヘッジとは
為替ヘッジに必要な費用

為替変動リスクとは何か
「為替変動リスク」というのは、海外の資産を買ったときに、その国の通貨と日本円との交換レートが変わることで損や得が出るリスクのことったい。
例えば、日本円を米ドルに替えて米国の資産を買ったとするやろ。投資したときのレートが1ドル=100円やったとして、その後1ドル=110円に円安が進むと、1ドルあたり10円のプラスになるとよ。逆に1ドル=95円に円高になると、1ドルあたり5円のマイナスになるっちゃんね。
為替が動く理由は、政治の動きや2国間の金利差、国の景気や国際収支など、いろんな要因が絡んでくるとよ。

為替ヘッジとは
「ヘッジ」というのは簡単にいうと「回避策」のことたい。為替ヘッジは、主に円高による損を減らすために使うっちゃんね。
日本から海外の資産に投資するとき、もし円高になると、日本円に戻したときの価値が減ってしまうとよ。そのリスクを抑えるために「将来の為替レートを予約しておく」という方法をとるっちゃん。これを「外国為替先物予約(為替予約)」っていうとよ。円高対策では、外貨を売って円を買う予約をするイメージたい。
ただし、この予約をするのにお金がかかるっちゃんね。
為替ヘッジに必要な費用
為替予約をするときは、場合によっては費用が発生することもあれば、逆に収益が出ることもあるとよ。
費用がかかるのは「金利が高い通貨を売って、金利が低い通貨を買うとき」たい。反対に「金利が低い通貨を売って、高い通貨を買うとき」はプレミアム(収益)が出るっちゃんね。
今の日本円は米ドルやユーロに比べると低金利やけん、円を使って海外資産に投資しつつヘッジをすると、たいてい費用がかかるとよ。
たとえば、日本の金利が0.1%で、米国の金利が5.5%やった場合、その差5.4%がコストになるっちゃんね。もし1ドル=150円なら、1ドルあたりおよそ8円のヘッジコストという計算たい。(※元の例の数字とは変えとるよ)
さらに、このコストは金利差だけじゃなく、通貨の需給バランスでも変わるとよ。人気があって需要が高い通貨を調達するときは、さらに上乗せのコストがかかることもあるっちゃんね。




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